西方位に欠けのある家は、金運に良くないという見識があります。実際、家相において西は”金運に関わる意味”を持つ方位です。しかし西欠けの作用は金銭面だけに限りません。人との関わりや、日常生活の中にも現れてきます。
では、西側の欠けによってどのような家相的影響が現れやすくなるのか、金運以外の作用に焦点を当てて見ていきます。
家相的な西欠け

家相では、家の外壁が東西南北それぞれの面でおよそ3分の2以内に凹んでいる部分を欠けといいます。
西に30度の範囲で該当している場合、西欠けの可能性があります。
3分の2以上の欠けの場合、西欠けには該当せず、隣り合ったいずれかの方位の張りである可能性も考えられます。図面を確認してみると良いとおもいます。
西欠けの作用|金運

西は、金銭の循環や、欲しい物を手に入れることに関わる方位です。
西欠けでは、欲しい物があっても現金が足りなかったり、代用品で我慢したりするなど、望む形でお金を使えない状況が現れる場合があります。
西欠けの作用|金運以外

西は七赤金星にあたり、口に関する象意を持ちます。凶に傾くと口論や口の不調など、口にまつわるトラブルが起こりやすくなると考えられます。
また、西は自分の好みに合うものを選び、手元に集めていく方位でもあります。会話や買い物などを通じて、自分の「好き」という基準で選択を重ね、好みに合った人間関係や居場所を作っていく働きがあります。
一方、西欠けではこうした働きがうまく機能しにくくなる場合があります。
例えば、クラスや職場など一定の集団に所属していても、自分の(素でいられる)居場所だと思える集団が見つからないことがあります。人との関わりを避けてしまったり、好みに合う相手や環境を選び取ることが難しくなったりする、といった現象です。
(なお、西欠けは東張りと同様に20歳未満の女性との縁が薄くなる傾向もあると考えられます。)
西欠けと、西キッチンの作用

西欠けは、欲しいものが手に入りにくい一方で、キッチンによって手に入れたいという欲求が現れるため、妥協して選んだものや思いどおりにならない相手に対しても、次第に強く執着するような場合があります。
また西キッチンは、食べ物の傷みが早くなり、つい無駄遣いとなってしまう相でもあります。
西大欠け

家相には方位ごとに人物を当てはめる考え方があります。西は幼い少女や末女(総じて若い女性)などを表す方位です。
西大欠けでは、西欠けの作用が強く現れると考えられます。例えば、好きなものへのこだわりが強くなる、集団の中で自分に合う居場所を見つけにくいなどの傾向が、人の性質や行動として表れる場合もあるでしょう。
古典家相では、西は口や肺などに関わる象意を持っています。こうした身体に関する象意も読み解きの一つになります。ただし、これは家相における伝統的な解釈であり、家の形によって特定の病気が起こると断定するものではありません。
西欠けの吉相

少々ややこしい話ですが、西欠けは西以外の方位などの作用も関連してきます。
例えば、自由金は少なくても財がある家や、実家から経済的な援助を受けやすい家など、南西や北西などの作用によって、西欠けの影響が「西を越えて」作用するような影響もあります。西欠けを吉相とする見解には、こうした他方位との関係や生活を踏まえて判断している事が考えられます。
西欠けがあれば必ず凶相になるとは限りません。ほかの方位との組み合わせによって、作用の現れ方も異なります。
一方で、今の生活や人間関係に違和感があり、西欠けの作用を変えたいと感じる場合については、ご自身と家相の運気が合っていない状況も考えられ、家相を変えることで好転する場合があります。
西欠けを西張りへリフォームした場合

西方位の欠けをリフォームで張りへ変えた際の影響としては、(買い物などの取り換えの際に)資金的な悩み事が起きなくなるほか、自分の周りに本当に好きな物だけを集めやすくなり、自分の本質のままでいられるなどの好ましい作用が挙げられます。
まとめ
西欠けの影響はお金だけに留まらず、好みを得る事や、味わい深めることにも関わります。また好んで手に入れたものを手放さないでいられるかといった影響にも暗雲がかかる作用でもあります。
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