ペットも家族の一員として大切にする時代です。人間よりも短い命を全面的にサポートして幸せに育ててあげるには、どのような家相が適しているのでしょうか。あくまで家相の観点からですが、深堀りして考えていきたいと思います。
ペットと気の影響

基本的には、家相はそこに暮らす”人間”に作用するとされます。それは間違いなくそうです。
しかしできるだけペットにも家相的に気を配りたいと思うのが飼い主の気持ちですよね。
人間だけでなく、植木も含む生き物すべてが”気”を持っている(磁気や自身から発する気)以上は、ほんの少しでも家相の影響があるのではないか…と感じる事は、そうおかしなことではありません。
私も何年か、ペットは家相の影響があるのか考えていました。体感的には、そこまで影響はないにしても、完全否定はできませんでした。
また犬、猫、鳥などペットの種類によって対応方位が違いますが、共通しているのは「世話をする・愛情を持つ・責任を持つ」などです。そちらの関連方位も合わせて整えていくと良いでしょう。
ペットに関連する方位:南西

上記の「世話をする・愛情を持つ・責任を持つ」に関連する方位は、家の南西・北・北西方位です。これらの方位を強めることがおすすめです。では(多少マニアックですが)分析します。
まず「世話をする」ことに関しては主に南西ですが、南西には育成や貢献、忍耐強さの意味がある通り、少々の困難は物ともせずに飼育を全うするといった作用があります。
また南西は大衆的でごく馴染みのあるものを司るため、ペットショップやホームセンターで経済的かつ健康的なおやつを見つけたり、手作りフードのレシピを編み出したりといった「お世話の工夫」が簡単に身につく可能性があります。
ペットが南西の影響を受けるなら、飼い主に安定して世話をされ、飼い主に健康チェックをされ、一生同じ場所で平常心でいる環境を用意される…といった作用になる可能性があると思います。
ペットに関連する方位:北

つぎに「愛情を持つ」ことに関しては主に北が該当します。
北には精神の充実などの意味があり、ペットの気持ちについて深く考えたり、人間とペットの境界線を越えて愛情を持つような飼育方法をとる作用があります。ペットを家族という「共同体の一員」という認識をし、ペットと精神的な繋がりを重要視していく作用になります。
北張りは、家以外の場所でペットの話があまり出ないかも知れません。”安心できる場所”と社会での自分の姿とを分ける作用となるため、家に帰ればペットを溺愛というような様子があると思います。
ペットに関連する方位:北西

「責任を持つ」ことに関しては北西が該当すると思います。
とりわけ”確実に”飼育できる環境にないと判断すれば、ペットを迎え入れないのが北西張りですが、一度テリトリーに迎え入れたら家族の要員と認識します。北西張りは礼儀を重視し、犬など躾の出来るペットの場合はしっかり躾をします。
ペットであっても相手を理解する気持ちが強く、飼育書を読むなどして状態を常に把握できるようにします。北西を強めた場合は特に「他のどんな優れたペットよりも、今自分の手元にいるうちの子が、誰より一番重要」となりやすいです。
家相|犬の場合

犬を飼う場合に世話がしやすい家相は、南西張りであり有利だと思います。南西張りは毎日”繰り返し行う活動”に強く、筋肉発達の作用もあるため、散歩が必要なペットがいる場合に適しています。
またトイレトレーニングなど忍耐・育成が必要な時に我慢強く取り組めるのも南西張りであり、相手の活動を優先しなければならない際に、ハードルが低く取り組めるのが南西張りの特徴といえます。
ほかに南張りや北西張りも、しつけ教室に参加したり、犬と一緒に社会的コミュニティに参加するには適しているといえます。
家相|猫の場合

猫を飼う場合におすすめの家相は、北張りといえます。ほかにも、あまりしつけが必要ないペットの場合は北張りがおすすめです。
北張りは人間という括りが”曖昧になる”作用があるため、飼うごとに猫というより「人間ぽいなあ」「この子は猫かな?」といった愛着がわいてくることでしょう。北は気持ちを重視し、種を超えた慈しみが湧きやすい家相です。
また北は特に「個」を尊重するため、あまりコントロールせず自由にさせたい場合はおすすめです。
まとめ

ペットを飼うのに適した家相について、突っ込んで分析しました。これらの家相がペットを飼うのに最適というわけではありませんが、方位による特徴というものがあり、多少参考になればと思います。
