家相では、鬼門と裏鬼門にあたる場所にトイレを作ることは良くないと言われています。家相を少しでも知っている人は、家づくりにおいてトイレの配置は鬼門である北東と裏鬼門である南西を避けて計画していくのが通常だと思います。しかし、もうすでに鬼門にトイレのある家を建ててしまったり鬼門にトイレのある家へ引っ越してしまったという方も少なからずいるのではないでしょうか。
私は家を建てた後に家相を知り、家のトイレの場所が鬼門にあたると判った時は絶望しました。しかも1階のトイレも2階のトイレも鬼門にあったのです。
そもそもトイレを設置するには配管の関係もあり、トイレを北側につくる家は案外多いのだろうと思います。つまり家相を知ったら自分の家のトイレが鬼門だった!という人も少なからずいるのではないでしょうか。
そこで実際に鬼門にトイレがある我が家にはどんな家相的凶作用があるのか調べてみました。
鬼門にトイレの家相はどんなことが起きやすい?
家相では、家の中心からみて北東(鬼門)方位にトイレがあると、トイレの不浄が家全体に影響するとされています。また北東のトイレは一族のトラブルが多い家ともいわれています。八白土星の象意による凶作用により、腰や首など接続部分に問題がある家族が発生しやすく、悪化しやすいとされています。北東方位がじめじめした場所であるためトイレなどの水回りがあると湿度が上がりやすくカビが発生しやすいとされています。さらに八白土星の象意の「蓄積」がトイレによって流れてしまうため貯蓄が難しい家ともされています。
※一概に全ての家に当てはまるものではありません。
我が家の家相的な凶作用は?
これがけっこう怖いくらい当たっています。家相的には、鬼門のトイレの影響を受けやすいタイプというのがあるのですが、それは自分の九星や干支が北東(鬼門)エリアを受け持つ人です。つまり自分の本命星が八白土星、または自分の干支が丑年か寅年にあたる人は鬼門の影響を受けやすいタイプなので注意が必要です。うちの場合は夫が八白土星の寅年で、北東の気の影響をもろに受けるタイプだったので…傍から見ていて心配になるくらいちょっと運がないといった人生を送っていました(ちなみに夫の実家も北東にトイレがありました)。
精神的には充実していても幾度となく会社都合の転職の危機に遭い、もともと貯めるのが好きで人一倍貯金をしてきても、徐々に蓄財が減るという状況にあってきました。そのうえ慢性的な腰痛持ちでそこも家相の象意と合致していると思うと自然と恐怖を覚えました。
鬼門にトイレがある家でもすぐできる解決策
実際に北東方面(鬼門)にトイレがある家は、できるだけトイレを掃除するようにして清潔を心がけるようにしてください。トイレに窓がある場合は窓を開け換気をして、不快な匂いが家を巡らないように気を付けるだけでも違ってくると思います。また冬場は寒く、夏場は湿度が高くなりやすい方角のため、トイレの足元にマットを敷くなどして冬場はヒートショックを防ぎ、夏場は除湿をしてカビの発生に気を付けるようにします。家の気が北東~南西の四隅線(鬼門線)に流れるとされるため、トイレの気も乗るけれどそれ以上に好きな香りのするアロマや観葉植物を置いてそちらも家全体に良い気として巡るよう配置します。
【まとめ】鬼門にトイレがある家でも対策をすればそれほど怖くはない
我が家のように、すでに家の北東(鬼門)にトイレがあるという場合、家相的には対策をとって暮らしていくことになります。先に記したとおり対策をすれば鬼門のトイレでも無難に過ごしていくことが可能です。
今すぐにできる一番簡単で重要な事はトイレを常に清潔にするという事です。それだけでも北東の象意のネガティブな面を軽減することができます。家相における鬼門の凶作用を全て無くしたいという場合は思い切って引っ越しをするかリフォームをするかですが、そこまでは抵抗のある場合がほとんどだと思うので吉方位旅行などの気軽にできる開運方法で家の持つ運気を少しずつ底上げしていくのがおすすめです。